アドセンスを始めようと思って、まず最初にするのがサーバーの契約とドメインの取得ですよね。
私はサーバーはエックスサーバーで契約し、ごちゃまぜブログ用のドメインはお名前.comで取得しました。
いろんなブログを読みあさり、書かれていたとおりに行ったはずだったんですが・・・
なんと致命的なミスをしていたんです!
しかもそれに気づいたのは、つい最近!(おそっ!)
そのミスによって、私の本名、住所、メールアドレスなどは半年もの間ネット上に公開されていたようです。
キャー!!こわいぃぃぃぃぃーっ!!
とりあえず対策はとったのですが、これからもしドメインを取得してブログを始めようと思っている人がいれば同じ間違いをしないように、恥を忍んで私の失敗を書いておきたいと思います。
そもそもWhois情報って何?
今回の私の失敗は、ドメインを取得するときにWhois情報公開代行 を依頼していなかったために起こった悲劇なんです。
whois情報って何?って思いますよねぇ。
私も「ウォイス情報」って読んで、散々お名前.comからメールが来るのに無視し続けていました。
けどよーくみると「Whois」って「Who is」(フー・イズ)情報って読むんですよね。
意味がわかった今なら読み方もわかります(笑)
その名のとおり、Whois(あなたは誰?)っていう情報のことなんですよね。
Whoisとは、IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を、インターネットユーザーが誰でも参照できるサービスです。このサービスは、主に以下の目的でレジストリやレジストラが提供しています。
- ネットワークの安定的運用を実施する上で、技術的な問題発生の際の連絡のために必要な情報を提供
- ドメイン名の申請・届け出時に、同一ドメイン名や類似ドメイン名の存在を確認するために必要な情報を提供
- ドメイン名と商標などに関するトラブルの自律的な解決のために必要な情報を提供
参照元:JPRS
要はドメインを取得した人の情報をインターネット上で照会できるサービスのことをWhois(フーイズ)と言い、その照会できる情報のことをWhois情報と言うんですね。
で、そのWhois情報には名前、住所、電話番号、メールアドレスなど個人情報が全部含まれているんです。
ドメインに関する国際機関(ICANN)によって、このWhois情報は提供する事が義務付けられてもいます。
企業の場合であれば会社の情報なので特に問題ないですが、個人でブログを立ち上げているだけの私達にとっては、ただの個人情報流出でしかありませんよね。
なのでそんな個人情報を世の中にさらすのは嫌だ!ってことで、ドメイン事業者がそのWhois情報を代わりに代行してくれる「whois情報公開代行」というものがあるんです。
代行を依頼しておけば、Whois情報に載る情報をドメイン事業者の情報にしてもらえるので、個人情報は一切出ないので安心です。
大手のドメイン事業者は、このWhois情報公開代行は無料で行っているので、必ずドメインをとるときには申し込みをしなければいけません。(デフォルトでついてくる事業者もあるようです。)
が、私はその申し込みを忘れてしまうという大失態をやらかしてしまったんです。
Whois情報が公開されてますっていうメールも届いたけど・・・
今回私がドメインを取得したお名前.comにも、もちろんWhois情報公開代行のサービスはあるんです。
が!!
私が取得した半年前は、申し込みの画面だとデフォルトでは申し込むにチェックが入っていなかったんですよね。
全然覚えもないですが、たぶん「なんかのオプションだったら後で設定すればいいやー。」位の気持ちで、チェックもつけずに進んでしまったんだと思います。
ほんとこういうのって怖いですよね。
で、ドメイン取得してブログも開始して、しばらくたってからポツポツお名前.comからメールが届くようになりました。
これ、たぶん今までに何度か同じようなメールが届いているんです。
けどずぼらな私、Whois情報って何?なんか難しいこと書いてるけど、ブログもきちんとできているしいいや!なーんて完全に無視していました(笑)
その期間、なんと5ヶ月以上!!
お名前.comも親切に、定期的にこういったメールをくれていたのに、全無視していた私。
けど最近、ちょっと気になって「そういえばこのメールの意味って何だろ?」って調べてみたんですよね。
で、出てきた情報に一瞬で青ざめてしまいました。
私の個人情報が、今までダダ漏れだった・・・
慌ててどうすればいいのか検索しまくる私。
で、出てきた解決法は2つ。
- 今からお名前.comにWhois情報公開代行サービスを申し込む(有料)
- 他のドメイン事業者に移管する(有料)
ドメインを取得するときにチェックさえつけていれば、ずーっとこの先無料で利用できた代行サービス。
なのにお名前.comでは、後から申し込むと有料なんです。
しかも1年に980円も取られて、1年ごとにずっとかかり続けるんだそうです。
これってもう、悪質としか言えませんよねぇ。
他のドメイン事業者だと、無料でデフォルトで付いていたりもするのにですよ!
しかも申し込みのときは、わざわざチェックをつけないといけないっていうのはどうかと思いますよ!お名前.comさん!!(完全に八つ当たり・笑)
調べたところ、ドメイン移管もなんだかちょっとハードルが高そう・・・
だけど移管するときに1度だけお金がかかるだけで、それ以降はWhois情報公開代行がデフォルトで付いているところに移行すれば、毎年のドメイン更新料しかかかりません。
せっかくようやく芽が出だした私のブログ。
これからずっと続けていきたいと思っているので、毎年代行サービス料を払い続けるのはしゃくに障るので移管することに決めました!
移管先はムームードメインです。
セルフバックすれば100円戻ってくるし、これもネタになる!と思って移管してみました。
お名前.comからムームードメインへの移管方法
と、そんなわけでドメイン移管をすることに決めました。
ちなみにドメイン移管はドメインを取得して2ヶ月以上たっていないとできません。
私の場合は完全に放置していたおかげで、2ヶ月は余裕に経過していたのでこの方法を選びました。
もしドメイン取得してすぐに気づいた場合は、有料でも代行サービスを申し込むか、2ヶ月我慢するかのどちらかになるようです。
ムームードメインに移管するためには、まずはお名前.comで「Auth Code」というものを取得しなければいけません。
これはお名前.com Naviにログインすることで、自分で確認することができますので前もって準備しておきましょう。
ログインをしたらドメインのページを開きます。
自分の移管したいドメインを選択します。
ドメイン詳細の一番下の項目に、「Auth Code」という欄があるので、右側の表示ボタンをクリックします。
するとAuth Codeが表示されるのでコピーします。
そうしたら続いて、移管先のムームードメインのHPへ行き、移管のページを開きます。(前もってユーザー登をして、ログインしておいてください。)
移管ドメイン入力の、ドメイン名には移管したいドメインを(.COMや.jpまで)入力し、右側の認証コードの欄に、先ほどコピーしておいたAuth Codeをペーストします。
入力内容確認ボタンを押し、間違いがなければそのまま移管を申し込みすればOKです。
まだ更新まで半年近くあったのに、ここで1,382円の出費が悔しい・・・
この後移管に関する承認のメールがムームードメイン側からとお名前.com側から届くので、どちらも承認すれば数日で移管が完了するようです。
何日くらいで完了するのかはわかりませんが、1日も早く移管して私の個人情報がネット上から消えるのを待つばかりです。
お名前.comでドメインをとる場合は本当に注意!!
※この注意事項はお名前.comでドメインを取るときだけの注意事項なので、他のムームードメインやスタードメインなどで取得する場合は関係ないです。
ちなみに今回、もう一度お名前.comでドメインを取るときに、どういった画面が出てくるのか確認してみました。
すると半年前の私が取得したときと、少し仕様が変わっていました。
お名前.comでドメインを取得するとき、申し込み内容に出てくるWhois情報公開代行という欄があります。
今回再度お名前.comのページから進めてみると、現在はデフォルトで「設定する」が選択されている状態でした。
私が取得したときは、ここには代行サービスを利用するというチェックをつけなければ、申し込みにならなかったのにーーー。
なので今から新しくとる人は、あまり私のような失敗をすることはないかもしれませんね。
間違えてもこの設定するを設定しないに変えることだけは、しないでくださいね!
今回デフォルトで設定する担っている様子を見て、もしかすると私のように代行サービスを申し込み忘れた結果、他社に移管する人が増えたのかもなと思いました。
ていうか、だったら代行サービス自体を無料にしてくれればいいんですけどねぇ。。。
まとめ
そんなわけで、私みりこは半年もの間名前も住所も電話番号も、自分の個人情報をダダ漏れにしていたっていうお話でした。
本当にこれからドメインを取得する人は、絶対にぜーったいに気をつけてくださいね。
幸いなことに私はこの半年間、特に何事もなく過ごすことができました。
が、人によってはドメイン取得してちょっとしたら突然怪しいメールが増えたりする人もいるみたいです。
まだメールくらいならいいものの、住所まで公開されていると思うと本当に怖いですよね。
やっぱり無知って怖いなと思った出来事でした。
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